私はコーヒーが好きで会社と家で1日に4~5杯くらい飲むのですが、テレビで「プロが教える美味しいコーヒーの入れ方のコツ」が紹介されていました。
簡単な一手間で10倍美味しいコーヒーを入れることができるようになるそうなので、紹介されていた方法をシェアします。
ついでに、気になった部分をいろいろ調べたのでその辺も追記しています。
美味しいドリップコーヒーの入れ方
一般的に、ドリップコーヒーを淹れるまでの流れは、
・ドリッパーにペーパーフィルターを敷く
・コーヒー豆の粉を入れる
・お湯を注いでドリップする
という3つの手順です。
それぞれの手順に美味しいコーヒーを入れるちょっとしたコツがあります。
ペーパーフィルターは絶対にリンスする
湯通しのことをリンスを呼ぶんですが、ペーパーフィルターを湯通しするかどうかでコーヒーの味わいが変わってきます。
理由としては、ペーパーフィルターの紙臭さがコーヒー豆に移って雑味が増えるからですね。
ちなみに、ペーパーフィルターには茶色と白色のものがあります。
茶色のフィルターは樹脂成分による紙臭さ、白色のフィルターは塩素漂白をしている分、塩素臭さがあるので、それを洗い流してニオイが移るのを防ぐためです。
ただ、人によっては蒸らす時のガス抜けがしにくくなったり、タンパクな味わいになるという人もいるので両方試してどちらが好きか確認するといいと思います。
粉の量を測って毎回同じにする
コーヒーの粉の量は基本的に毎回同じにするのが鉄則です。
こうすることで、少し濃くしよう、薄くしようという調整がしやすくなります。
適当に豆の量を決めていると、味の変化が豆の量によるものなのか蒸らす時間によるものなのか湯通しによるものなのかがハッキリしません。
ちなみに、1杯のコーヒーに使う粉の量は10g程度が適量とされています。
お湯を注いだ後に蒸らす
フィルターにコーヒー豆を入れてお湯を注ぐ時に、1度少しお湯を注いだ後に30秒~40秒蒸らすのがポイントです。
実はコーヒーは焙煎すると炭酸ガスが出ます。
お湯を注ぐと豆がモコモコしてきますよね。
これはコーヒー豆から炭酸ガスが出ている状態です。
このモコモコしている時は炭酸ガスによって隙間ができるのでお湯と粉がきちんと接しません。
炭酸ガスが出終わるまで蒸らすることが本来の旨味が出るので大事な工程です。
最後のドリップは入れない
コーヒーを抽出している時に最後の最後までドリップせずに、8割程度で止めておくのが大事なポイントです。
最後に残った部分は苦味が強いので、もったいないと思う気持ちをこらえて8割程度でドリップは終わるようにするといいです。
ちなみに、ドリップしたコーヒーは上下で濃さが違う場合があるので、注ぐ前にかき混ぜると味が均一になります。
コーヒーに使う水は硬水と軟水どっちがいい?
コーヒーに使う水は硬水と軟水どっちがいいかですが、これはコーヒーの味わいで変わってきます。
苦味が強いコーヒーが良い場合は硬水が適していますし、
甘みや酸味が強いコーヒーが良い場合は軟水が適しています。
余談ですが、東京の水道水はコーヒーを入れるのに良いんだとか。
南アルプスの天然水は繊細で優しい味わいがコーヒーとマッチするのでコーヒーのプロもおすすめしていましたよ。
プロが自宅で使うコーヒー3種の神器
プロが自宅で使うコーヒー3種の神器も紹介します。
ドリッパー
ドリッパーは穴が1つのものと3のものがあります。
穴の数で抽出するスピードが変わるので、スッキリした味のコーヒーが作りたければ3穴のものを選びましょう。
カリタ製のドリッパーが人気です↓
ペーパーフィルター
紙なんてどれも一緒だと思いがちですがペーパーフィルターも大事です。
スッキリした味わいを作るのにおすすめなの、ドリッパーでも紹介した「カリタ」のペーパーフィルターです。
↓珈琲屋さんのコーヒーフィルター
素早い抽出力がウリで、スッキリした味のコーヒーを入れるのに適ししています。
酸素漂白なので、塩素漂白よりニオイもつきにくいのが特徴。
コーヒーカップ
コーヒーカップは好みのデザインでいいと思いますが、素材は薄い磁気製のカップがオススメです。
陶器製のカップよりも薄いので口当たりが良くなります。
コーヒーの飲み過ぎは体に悪い?
最後に余談を。
コーヒーって昔は体に悪そうなイメージがあったかもしれません。
私はそんなことなかったんですが、世間一般的には。
ただ、最近は逆にコーヒーは体に良いと言われてきています。
1日3杯~4杯なら心臓病の危険性が4割減るという研究結果も発表されているくらいですし、コーヒー好きには嬉しい情報ですね(´∀`)